配信実例も公開!Googleショッピング 広告の広告運用改善について

2017.09.27. by 河野 峻


日本では2012年から提供が始まり、今年ではや6年目。今やGoogleショッピング広告はECサイトを運営する企業にとって無くてはならないプロモーション手法の一つです。

だからこそ、競合のショッピング広告と差をつけて運用したいですよね。

しかし検索広告やディスプレイ広告と比べて、どのように運用改善をしていけば良いのか分からないと感じている方が多いのではないでしょうか 。
そこで、今回はショッピング広告の運用改善方法 について、実際の事例を共有しながら2つお伝えいたします。

1.入札単価の調整について

まずは入札単価の調整です。入札単価で成果を改善するには、主に2つの方法があります。

(1)商品グループごとに入札単価を変更する

入札単価は商品カテゴリーを分けることで、より細かく設定する事ができます。
初めてショッピング広告のキャンペーンを 作成すると、商品データ全体が「すべての商品」という1つの商品グループに登録されます。

しかし多くの商品を登録している場合、異なる商品カテゴリーでは別の入札単価で調整したい場合もあるかと存じます 。
例えば、電気製品を販売しているECサイトで『SIMフリースマホ』と『パソコンキーボード』を比べた場合、キーワードごとに平均クリック単価が大きく異なるはずです。

そのとき商品を「スマホ類」と「パソコンアクセサリー類」に分けて、商品に適した入札単価に調整ができます。
商品情報をカテゴリーごとに分け、商品グループ に適した入札単価を設定できれば効率的な運用が可能になるでしょう。

(2)自動入札に任せる

Googleの自動入札機能を利用する方法です。「本当に入札を自動に任せて大丈夫?」と不安に感じる方がいるかもしれません。しかし、現在Googleの自動入札はかなり機能が進化しています。

“Adwordsスマート自動入札について”
https://support.google.com/adwords/answer/7065882?hl=ja&ref_topic=6294205

上記Adwordsヘルプに記載の通り、「端末・所在地・地域」のように私達がアカウント上で編集できる項目だけでなく、「ブラウザ・OS・商品属性」と言ったアカウントで設定出来ない項目までカバーして入札単価を調整します。
そもそもショッピング広告ではキーワード単位で入札調整ができないため、手動入札では検索広告のように細かく運用することに限界があります。

もしショッピング広告の効果改善に悩んでおり、かつ入札をご自身で行っているのでしたら 、思い切って自動入札に切り替えることをおすすめします。
ただし、コンバージョンのボリュームが一定数無いとうまく自動入札が働きません。

「目標コンバージョン単価」の場合・・・過去30日間で30コンバージョン以上
「目標広告費用対効果」の場合  ・・・過去30日間で50コンバージョン以上

上記コンバージョンの条件を満たしているか確認した上で、自動入札にお切り替えください。

※具体例※

BtoB系ECサイトの弊社クライアント様で、ショッピング広告に自動入札機能を実装して成果が現れた事例があります。ショッピング広告の自動入札、「目標広告費用対効果」に切り替えたところ、前月比の成果が下記表の通りとなりました。
平均クリック単価が安くなり、コンバージョン数が上がり、広告費用対効果(ROAS)が上がっていることがお分かりいただけるかと存じます。

期間 平均クリック単価 コンバージョン数 コンバージョン率 ROAS
2017年7月(導入後) ¥35 171 1.20% 358%
2017年6月(導入前) ¥39 164 1.01% 301%
変化率 89.70% 104.30% 118.80% 118.90%

2,フィードの改善について

もう一つの案はフィードを改善する方法です。そもそも”フィードを改善”とは何をすればいいのでしょうか。フィードとはサイトに掲載している商品情報を項目ごとに分けたデータ群のことです。そしてフィードを改善するとは、ユーザーが検索しやすいように商品情報を正確に掲載することです。

下記URLはGoogleショッピング広告のヘルプ情報です。ショッピング広告ではどのような商品情報が必要なのか詳細が掲載されているので、ご確認ください。

※適切なフィード形式について
https://support.google.com/merchants/answer/7052112?hl=ja

※具体例※

弊社クライアントである某化粧品会社様では、口紅をショッピング広告で販売しています。以前はフィード上で色が異なる全ての口紅を同じ商品名で登録していました。この商品名にそれぞれの色を追記した後、下記結果の通りクリック単価やコンバージョン率が大きく良化しました。こちらの成果は変更した初月だけでなく、2ヶ月後以降も同様の成果が現れています。
例)
商品名変更前 「●●(商品名)」

商品名変更後 「●●(商品名) ○○(色の種類)」

期間 平均クリック単価 コンバージョン数 コンバージョン率 ROAS
2017年6月(商品名変更後) ¥33 22 1.82% 245%
2017年5月(商品名変更前) ¥84 13 1.38% 66%
変化率 39% 169% 132% 371%

 

いかがでしょうか。お伝えした改善事例は改善する手法のほんの一部ですが、少しの変化で大きな効果が現れることがお分かりいただけたかと存じます。今回の事例がショッピング広告運用のヒントとなれば幸いです。ぜひ入札単価調整&フィードの改善で運用成果を上げて頂ければと存じます。

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河野 峻

河野 峻

Web広告代理店にてGoogle Analyticsを用いたサイト導線改善サービス・DSPの商材責任者を 担当をしながら、中小企業を中心にリスティングを計100アカウント担当。 バイヤー選定からプロモーション運用、サイト製作ディレクション、営業と幅広く業務を対応。 その後GMOペイメントゲートウェイ株式会社入社。集客支援部所属。 ※Google Adwords上級ライセンス保持者

    
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