【新指標!】GoogleAnalytics拡張Eコマースで分かる決済手段別の購買傾向とは?

2015.10.09. by 菊池 真也


皆さんはアクセス解析で何の指標に注目していますか?セッション?直帰率?コンバージョン率?

今回は「決済手段を増やしたいけど判断出来る指標が少ない!」というお客様の声からGoogleAnalyticsの拡張Eコマースを活用し、決済ユーザーの行動を計測してみました。

そもそもGoogleAnalytics拡張Eコマースとは?
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/08/08/17970

前提条件

計測ツール:GoogleAnalytics
期間:2015年7月~9月
業種:携帯アクセサリー通販
ターゲット:20~30代、男女
サンプル数:約20,000(トランザクション数)
決済手段:クレジットカード決済、後払い決済、代引き決済

どの決済手段がよく使われているのか?

■決済手段別の購買シェア
決済手段別シェア

結果:クレカ49%、後払い28%、代引き23%

クレカユーザーが5割というのは定説ですが、後払いユーザーのシェアの高さに驚かれた方は多いのではないでしょうか?

後払い決済とは?
http://ec-growth-lab.com/pa/20150818/

注文単価が高い決済手段は?

■決済手段別の平均注文単価
決済手段別の注文単価
結果:クレカに対して後払いが5%減、代引きが3%増
代引きが高いのは手数料の差、後払いの低さは年齢層によるものだと想定されます。(後述)

デバイス毎に決済手段は違うのか?

■デバイス×決済手段別の購買シェア
デバイス毎の決済手段
結果:PCはクレカユーザーが60%、スマホはクレカユーザーが30%。

「スマホユーザーは後払い決済が多い」というのはポイントですね!
若年層が多いというのもありますが、より簡単な決済を求めている傾向にあるのかもしれません。

年齢、性別で決済手段は違うのか?

■決済手段別の年齢・性別は?(GoogleAnalyticsデータ)
決済手段別のデモグラ
結果:クレカは25-34歳が最も多く男性が61%、後払いは18-24歳が最も多く女性が76%

やはり、後払い決済のF1層の多さが際立ちますね!
代引き決済ユーザーも若年層が多いため、後払いの利便性を訴求する事でCVR改善に繋がるかもしれません。

地域によって使われている決済手段は違うのか?

■地域毎の決済手段購買シェア(GoogleAnalyticsデータ)
地域ごとの決済手段
結果:関東・近畿は後払いユーザーが約30%に対し、北海道・東北・四国は10%台。

地方の代引き決済シェアが高いのは、単に後払い決済の認知度が低いのかもしれませんね。

まとめ

・後払い決済シェアが想像以上に高い
・PCユーザーはクレジットカード決済が多い
・スマホユーザーの決済手段は多様化している
・F1層、スマホユーザーに後払い決済は重要!
・地方は後払い決済の認知度が低い

以上、特に後払い決済を推す目的ではなかったのですが、データを見る限り、スマホシフトの昨今においては後払い決済が有効かと思われます。次回は肝心の決済手段毎のコンバージョン率や新規購入率などを調査していきたいと思います。

※あくまで特定アカウントの結果となるため、当然業種などによって数値は異なります。ただ、決済手段別の傾向を分析するケースは少ないと思いますので、この指標が皆様のサイト改善の一助となれば幸いです。

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菊池 真也
総合広告代理店で100社以上のSEM運用を経験。その後、インターネット広告代理店で大手通販会社、大手人材会社のSEMコンサルタントを経て、2013年、GMOペイメントゲートウェイ株式会社に入社。集客支援グループ所属。 ※Yahoo!リスティング広告プロフェッショナル資格1,000点、GoogleAdwords上級ライセンス保持者。

    
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