【保存版】これさえ見れば大丈夫!コンバージョン定義&タグ設置箇所まとめ

2016.05.10. by 菊池 真也


2016年、フラグメンテーション(断片化)がひとつのキーワードになっていますね。昨今のスマホシフトにより、複数のチャネルをまたいでコンバージョンするケースが増加し、重複コンバージョンで混乱する担当者は多いのではないでしょうか?

そのため、今回はコンバージョン定義について整理しました。新人の方、これからWEB広告をはじめる方も必見です!

はじめにコンバージョン計測方法をおさらい

まずは一般的なコンバージョンするまでの流れを見てみましょう。
ユーザーは様々なチャネルを経由し数日間検討した後、コンバージョンします。

コンバージョン2

見るべきポイントは2つです。

①ユーザーが何をした時に計測されるか?
コンバージョン計測方法は基本的に3パターンあります。

1.広告を閲覧した日に計測(ビュースルーコンバージョン)
2.広告をクリックした日に計測(クリックスルーコンバージョン)
3.コンバージョンした日に計測

媒体ごとにどのパターンか確認しましょう。

②計測の対象期間は?
媒体ごとにデフォルトのCookie有効期間を確認しましょう。
例えばクリックした日に計測するタイプで30日間が計測対象の場合、以下の通りとなります。

:5/1に広告をクリック→5/30にコンバージョン
:4/1に広告をクリック→5/30にコンバージョン

また広告代理店によっては期間を変更している事もありますのでご注意下さい。

その他のポイントは?
売上計測とビュースルーコンバージョン計測が出来るか否かも記載しております。
また、ここでは割愛しますが事前にユニーク数か総コンバージョン数計測かもご確認頂くのが肝要です。

媒体毎のコンバージョン定義まとめ

Search、Display、DSP、SNSの主要媒体を整理しました。上記ポイントを踏まえ、媒体ごとの違いをご確認下さい。
コンバージョン_1

各媒体基本的に広告をクリックしてから30日間は対象となる事が多いのですが、
SNS広告は「広告を表示した日」も1日含まれているので要注意です!
また、地味にFacebook広告は広告をクリックして28日間です。

よくある勘違いの例として「Facebook広告のコンバージョン意外と取れているな!」と思って深掘りすると、実はビュースルーコンバージョンだったという時があります。決して間接効果を軽視しているわけではなく、別媒体との比較対象にならない場合があるのでご注意下さい。

また、もう一つのあるあるとして売上計測は媒体によっては出来ないと思われる方も多いのですが、基本的に全て計測出来ます!ただ1媒体ずつ設定するのは大変なのでタグマネージャーを活用しましょう。

ビュースルーコンバージョン計測はバラつきがありますが、1媒体だけ見てもあまり意味がないと思いますので、ビューまで見る場合は有料計測ツールを使用されるといいでしょう。

コンバージョンタグ&リターゲティングタグの設置箇所まとめ

続いてタグの設置箇所も媒体によってバラつきがあって混乱しますよね!?あわせて公式ヘルプページのリンクもご参考下さい。

■Search

GoogleAdWords:bodyタグの間
https://support.google.com/adwords/answer/1722022

Yahoo!スポンサードサーチ:bodyタグの間
https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=1161

■Display

GDN:bodyタグの間
https://support.google.com/adwords/answer/1722022
※リターゲティングタグは/bodyタグの直前。
(GoogleAnalyticsタグを利用する事も可)

YDN:コメントタグ内でなければ特に制約なし。headタグ間でも、bodyタグ間でも、/htmlタグの後でも設置することは可。
https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=3901
※リターゲティングタグは/bodyタグの直前
https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=1397

■DSP

Criteo:headタグの間
ヘルプページは特になし。(Criteo社か正規代理店にお問い合わせ下さい)

Freakout:/bodyタグの直前
ヘルプページは特になし。(Freakout社か正規代理店にお問い合わせ下さい)

■SNS

Facebook広告:headタグの間
https://www.facebook.com/business/help/651294705016616

Twitter広告:/bodyタグの直前
https://business.twitter.com/ja/help/campaign-measurement-and-analytics/conversion-tracking-for-websites.html

■解析・タグマネージャー

GoogleAnalytics:/headタグの直前
https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/analyticsjs/cookie-usage?hl=ja#overview

GTM:bodyタグの直後
YTM:/bodyタグの直前

以上、それぞれ微妙に違いますが、設置箇所は必須ではなく推奨です。htmlタグ内であれば計測出来る事もあります。これもタグマネージャーで統一して管理すると便利ですね!

こんな時はどうなる?コンバージョン計測FAQ

最後にコンバージョン計測でよくある質問をまとめました。
媒体ごとのコンバージョン数はどうなるか、GoogleAnalyticsの場合はどうなるかもあわせて確認下さい。

Q1.期間をまたいだコンバージョンはどうなる?
1人のユーザーが複数の検索連動型広告をクリックした場合

コンバージョン3-1

A1.直前の広告クリックに上書きされます。(同一媒体の場合)
1回目、2回目はコンバージョン計測されません。
コンバージョン3-2

Q2.媒体をまたいだコンバージョンはどうなる?
1人のユーザーが複数媒体の広告をクリックした場合

コンバージョン4-1

A2.媒体ごとに計測されます。
媒体レポート上は全て1コンバージョンと計測されますが、GoogleAnalyticsはラストタッチのコンバージョンのみです。
コンバージョン4-2

Q3.SNS広告のビューを含めたコンバージョンとは?
1人のユーザーが複数媒体の広告をクリックし、当日Facebook広告を閲覧し自然検索から流入した場合
コンバージョン5-1

A3.当日のビューは広告をクリックしていなくてもコンバージョン対象となります。
媒体レポート上は全て1コンバージョンと計測されますが、GoogleAnalyticsはラストタッチのコンバージョンのみです。Facebookはビューのためラストタッチは自然検索となります。
コンバージョン5-2

Q4.Display広告でクリックされていないがバナーを見てコンバージョンした場合は?
1人のユーザーが複数媒体のバナー広告を閲覧し、自然検索から流入した場合
コンバージョン6-1

A4.ビュースルーコンバージョンが適用されている媒体は計測されます。
デフォルトのコンバージョンには反映されません。個別でレポートを設定頂く必要があります。GoogleAnalyticsはラストタッチのみですので、自然検索からのコンバージョンとなります。

コンバージョン6-2

以上、他にもパターンはありますので随時追加していきます。

年々、媒体コンバージョンと実態との乖離が大きくなっているのではないでしょうか?
媒体コンバージョンだけで成果を追うのはやめて、しっかりとGoogleAnalyticsのデータもチェックしましょう!

The following two tabs change content below.
菊池 真也
総合広告代理店で100社以上のSEM運用を経験。その後、インターネット広告代理店で大手通販会社、大手人材会社のSEMコンサルタントを経て、2013年、GMOペイメントゲートウェイ株式会社に入社。集客支援グループ所属。 ※Yahoo!リスティング広告プロフェッショナル資格1,000点、GoogleAdwords上級ライセンス保持者。

    
すべての人にインターネット
関連サービス