無料のデータフィードサービスでショッピング広告を最適化しましょう!

2017.02.28. by 髙橋靖弘


ごきげんよう、高橋です。

今日は無料のデータフィードサービスを紹介します。
それはGoogle マーチャントセンターです。

昨年7月の記事でも触れましたが、マーチャントセンターに「フィードのルール」という機能が実装されています。

Googleショッピング広告の効果を上げる方法【フィードのルール活用】


これによって、マーチャントセンターにアップロードしたデータフィードを、”マーチャントセンターで”最適化できるようになりました。

■対象となるECサイト
以下の条件に当てはまるECサイトが、対象になると思われます。
・マーチャントセンターにデータフィードを登録しているが最適化ができていない。
・マーチャントセンターにデータフィードを登録しているが、
データフィードを最適化をしたいのでデータフィードを外注している。
・マーチャントセンター用のデータを手動作成してアップロードしていて、
最適化できていない OR 手間がかかるので面倒。
※マーチャントセンターを操作できない場合は対象外です。

■効果
・無料ですのでコスト削減になります。
・マーチャントセンターを使った広告のパフォーマンス向上を期待できます。
・すぐに設定できるのでスピード感を持ってデータフィードの最適化ができます。
・自社にデータフィードを最適化するナレッジを保有できます。

■できないこと
シンプルな機能ですので、できることには限界があります。

それではまず、手順のみを簡単に説明します。

■手順
①マーチャントセンターにアクセスする。
②「商品」をクリックする。
③「フィード」をクリックする。
④利用しているフィードの「ステータス」にある、「ルールを設定する」をクリックする。
⑤「対象とする属性を追加」をクリックして、最適化したい項目を選択する。
⑥ 設定します。
⑦プレビューで確認後、続行して設定を保存します。
⑧最後に[SAVE AND APPLY RULES]をクリックします。
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続いて何ができるのかを説明します。
※システマティックな話なので、具体的な設定例(イメージ)を知りたい方は飛ばしてください。

■設定内容
a.既存の項目からの値を使用
その名の通り、既存の項目(他の項目)の値を上書きします。
例えば、上記手順⑤で「title」を選択して、ここで「size」を選択した場合、titleに記載される値はsizeの値に上書きされます。

b.値の作成
該当項目に、 固定の文字列 や 既存の項目(他の項目)の値 を駆使して、新たに値を作成することが可能です。

c.フィード内の項目の条件に基づいて値を作成
既存の項目(他の項目)の条件を用いて、値を作成できます。

d.別の項目から値を取得
値が空の場合、別の項目から値を取得することができます。

続いて、具体的な設定例を紹介いたします。
こちらからイメージを膨らましていただき、データフィードを最適化する高速PDCAを回してください!

■設定例
商品名にブランド名を追加する
title(商品名)にブランド名を追加して検索ボリュームアップを狙います。同じ手順で、カテゴリ、サイズ、カラーなども追加できます。

①「対象とする属性を追加」で「title」を選択する。
②「値の作成」を選択する。
③「’title’ の値を次のように設定します:」の右のフォームにある×ボタンをクリックする。
④「項目を追加」から「title」を選択する。
⑤「テキストを追加」をクリックして、出てきたフォームに半角空白を入力する。
⑥「項目を追加」をクリックして、「brand」を選択する。
⑦「この属性の値をすべて上書きします。」にチェックを入れる。
⑧「プレビュー」で確認し、問題なければ「続行」をクリックする。
⑨[SAVE AND APPLY RULES]をクリックします。

URLにトラッキングパラメータを追加する
ここでは、トラッキングパラメータを以下とする例で説明します。
?utm_source=PLA&utm_medium=cpc&utm_campaign=マーチャントセンターフィードのidを指定

①「対象とする属性を追加」で「link」を選択する。
②「値の作成」を選択する。
③「’link’ の値を次のように設定します:」の右のフォームにある×ボタンをクリックする。
④「テキストを追加」をクリックして、出てきたフォームに「?utm_source=PLA&utm_medium=cpc&utm_campaign=」と記入する。
⑤「項目を追加」をクリックして、「id」を選択する。
⑥「この属性の値をすべて上書きします。」にチェックを入れる。
⑦「プレビュー」で確認し、問題なければ「続行」をクリックする。
⑧[SAVE AND APPLY RULES]をクリックします。

30,000円以上の商品の入札を強化する
入札をグルーピングしてパフォーマンス向上を目指します。
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①「対象とする属性を追加」で「custom label 0」を選択する。
②「フィード内の項目の条件に基づいて値を作成:」を選択する。
③「項目を選択」で「price」を選択する。
④「演算子を選択」で「以上」を選択する。
⑤右端のフォームに「30000」と記入する。
⑥「’custom label 0′ の値を次のように設定します:」のフォームに「HighPrice」と記入します。
⑥「プレビュー」で確認し、問題なければ(30,000円以上の商品のcustom label 0にHighPriceと記載されていれば)「続行」をクリックする。⑦[SAVE AND APPLY RULES]をクリックします。
⑧Adwordsに反映されたあと(48時間後目安)、Adwordsの方で”custom label 0にHighPriceの値がある場合は入札を強化する”ように設定します。

condition(状態)をすべてnewで上書きする
マーチャントセンターでは「状態」項目、つまりその商品が「新品」「再生品」「中古品」であるかを、必須で指定する必要があります。
一方で、新品商品のみを取り扱っているECサイト様は商品データに「新品」であるというデータが無い可能性があります。
そのような場合に、一括で上書きします。

①「対象とする属性を追加」で「condition 」を選択する。
②「値の作成」を選択する。
③「’condition’ の値を次のように設定します:」の右から「new」を選択する。
④「テキストを追加」をクリックして、出てきたフォームに「in stock」と記入する。
⑤「この属性の値をすべて上書きします。」にチェックを入れる。
⑥「プレビュー」で確認し、問題なければ「続行」をクリックする。
⑦[SAVE AND APPLY RULES]をクリックします。

以上です。

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髙橋靖弘

髙橋靖弘

国内初のデータフィードビジネスで事業責任者として国内のデータフィード普及に貢献。インドのアドテクノロジー会社「Vizury Japan」の立ち上げに参画したあと、GMOペイメントゲートウェイに入社。 決済加盟店様の企業価値を高めるため、おもにWEB広告のフィールドで事業開発を担当する。

    
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