【海外EC事情】ほほえみの国「タイ」で必要な決済手段とは?

2014.09.29. by 門田啓史


こんにちは!
日本は、秋になりつつあり、朝晩はひんやりし、過ごしやすい季節になってきました。今後、紅葉も楽しみですね。
タイは、現在、雨季です。1日中、雨が降っているというわけではなく、1時間程度の間に激しい雨(スコール)が降ります。

さて本日は、タイで必要な決済手段の中でも必須の銀行ATM支払いについてご紹介させて頂きます!

タイの決済割合について(ECサイト)

決済割合
カード以外の決済割合
タイのECサイトでの決済割合ですが、Credit Cardが55%、それ以外の銀行決済・コンビニ決済が45%となっています(#1)。
タイでCredit Card普及率は10%程度で、まだ日本のように普及していないのが現状です。

そのため、Credit Cardを保有していない人向けの決済手段であるコンビニ決済、銀行ATM支払、オンラインバンキングなどの銀行決済が必要となってきます。

Credit Card以外の決済手段としては銀行決済(ATM、Web payment、Internet banking、銀行窓口支払)が約65%となっています。
タイでは、銀行のATMが駅やコンビニ等の至るところにあり、ECで商品を購入しようとする購入者がATMで商品代金の支払いを行います。

タイのEC体験記(銀行ATM支払)

Credit Card以外の決済で一番利用割合が多い、銀行ATM支払を体験してきました。

ECサイトで購入する商品を指定し、支払手段を銀行ATM支払(123サービス)に決定すると、下記のようなバーコード表示のある画面が現れます。
123サービス

画面を印刷後、近くの銀行(今回はカシコン銀行)ATMに向かいます。
カシコン銀行
カードを挿入し、バーコードで支払を選択します。

カシコン ATM
用紙をATMバーコードリーダーにかざし、読み取りを行うと簡単に決済が完了。

この支払い方法ですが、実はECサイトを運営する加盟店にも大きなメリットがあります。その大きなメリットは下記2点です。
①リアルタイム入金確認
②購入者情報の即時確認(誰が支払ったか分かる。)

タイではATM支払が一般的ですが、一般的なATM支払では加盟店は、口座に入金された金額は分かりますが、誰が支払ってくれたのか分かりません。(入金明細に送金者情報の記載がないため。)
そのため、購入者は、ATM支払後の領収書をエビデンスとして、別途、SMS等で加盟店に送らなければなりません。
加盟店も、誰から入金があったか分からないため、購入者が別途送ってきた領収書と実際に振込まれた金額が正しいか、都度確認を行わなければなりません。
購入者、加盟店にとって非常に煩雑な手続が発生します。

しかし、私が利用した銀行ATM支払(123サービス)であれば、バーコードに個別のIDが振り分けられているため、リアルタイム入金確認、支払者情報の即時確認が可能であり、購入者、加盟店にとって非常に魅力的な決済手段となっています。

今後も、アジア各国のEC事情をお伝えしてきます。
(#1)出典: 弊社及びパートナーの決済処理件数データを元に作成

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門田啓史
エヌアイエフ・SMBCベンチャーズ㈱(現 大和企業投資㈱)入社。投資部にて、投資先の発掘、デューデリジェンス、投資、投資後のフォロー等を行い、約30社の投資先企業に関わる。その後、大和リアル・エステート・アセット・マネジメント㈱財務部にて、決算関連業務及び予算作成・実績管理業務の担当を経て、2012年、GMOペイメントゲートウェイ㈱入社。主に海外企業への投資及びビジネスディベロップメントを担当。 GoogleAdwords上級ライセンス保持者。

    
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