【海外EC事情】今後のEC拡大が期待される「ミャンマー」のEC事情とは?

2015.09.28. by 門田啓史


こんにちは(ミンガラバー)!
皆さんは、ミャンマーと聞いて、どういう国を思い浮かべますか?

人口:5,141万人
国土面積:68万平方キロメートル(日本の約1.8倍)
首都:ネーピードー
民族:ビルマ族(約70%)・その他多くの少数民族
言語:ミャンマー語
通貨:チャット
というのが統計上の情報です。(#1)

現在、ミャンマーは民主化を推し進めており、海外企業がこぞってミャンマーに進出しています。
ヤンゴン(最大の都市)のダウンタウンでは、朝と夕方の通勤時間帯は、道が渋滞で車がなかなか動かなくなるなど、活気に溢れており、日本から輸入した多くの日本車も見ることができます。

ちなみに下記は、ヤンゴンで食べたランチです。
ご飯に加えて食べたいおかずを何皿かリクエストして食べるのがポピュラーなようです。
lunch-2

ミャンマーの決済事情【MPU】について

現在のミャンマーの決済事情は、現金決済が主流です。
カードも発行され、保有している人もいますが、まだまだ使用できない所もあり、現金での支払がほとんどです。

現在は現金決済が主流ですが、今後はオンライン決済が拡大していくのではないかと感じています。
2015年初めにミャンマーの中央銀行、現地銀行が協同で設立した国内決済ネットワーク運営主体であるMyanmar Payment Union(MPU)がオンライン決済サービスを開始しました。

MPU card

MPUカード(デビットカード)は、ミャンマー国内で既に100万枚発行されており、ユーザが開設している現地銀行のアカウントと紐付く形でMPUのアカウントがあり、MPUネットワークを利用可能なECサイトで決済が可能となっています。
現在、オンライン決済が利用されているのは、エアラインなどのチケット購入やホテル等ですが、徐々に物販等のECサイトも増えてきています。

ミャンマーのEC体験記(MPU支払)

ミャンマーで利用が可能になり、拡大しているオンライン決済であるMPU決済を体験してきました。

ウェブサイトで購入したい商品を指定し、決済手段にMPUを選択すると、下記のような画面が表示されます。
MPU-No1図1

約20行の現地銀行と連携しています。

MPU-2
カード情報等を登録し、「Get OTP」をクリックすると、決済選択時に登録したメールアドレスにOne time passwordが送られ、そのpasswordを選択画面に登録すると決済が完了します。

日本では3Dセキュアという本人認証の仕組みがありますが、MPUはユーザ登録メールアドレスにOne time passwordが送信され、本人認証を行う仕組みをとっており、各国により認証の仕組みが違うところが興味深かったです。
(ちなみに、タイはOne time passwordが登録した個人携帯にSMSで送られ、本人認証を行う仕組みをとっています。)

カードや銀行口座を保有しないユーザ向けのコンビニ決済も徐々に浸透してきており、今後、着実にオンラインでの購入が増えていくのではないかと感じました。

今後も、アジア各国のEC事情をお伝えしていきます。

(#1)出典: 外務省ウェブサイト参照

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門田啓史
エヌアイエフ・SMBCベンチャーズ㈱(現 大和企業投資㈱)入社。投資部にて、投資先の発掘、デューデリジェンス、投資、投資後のフォロー等を行い、約30社の投資先企業に関わる。その後、大和リアル・エステート・アセット・マネジメント㈱財務部にて、決算関連業務及び予算作成・実績管理業務の担当を経て、2012年、GMOペイメントゲートウェイ㈱入社。主に海外企業への投資及びビジネスディベロップメントを担当。 GoogleAdwords上級ライセンス保持者。

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