【SEO】オーサーランクが被リンク評価に取って代わるってホント?

2014.05.19. by 小沼 晃子


 

先週、『【速報】Goole「被リンクからオーサーランクに移行する」SEO業者全滅か!?』
( あえてリンクは貼りません)
というSEO関連記事がかなりバズっていたのでご覧になった方も多いかと思います。
すでに、この記事の正確性に関する他の方の言及も出ておりますが、当社のEC決済を
ご利用いただいてるお客様でも記事を読まれて焦られる方もいらっしゃるかと
思いますのでこちらでも考察を記載いたします。

ちなみに結論、タイトルの答えはウソです。※2014/5/19現時点では

マット・カッツ氏はなんと言っていたのか?

件の記事では、タイトルのとおり「評価が被リンクからオーサーランクに移行する」
いう内容が書かれていたのですが、本当にマット・カッツ氏はそう言及したのかどうか。

▼問題?の動画(Will backlinks lose their importance in ranking?)

ほら。言ってない!(笑)

動画の内容をまとめてみます。

  • 記事を書いたのが権威のある専門家なのかどうか、またそのコンテンツ内容をより正確に理解することができるよう、自然言語の理解に努めている
  • 今は、コンテンツの評価基準として被リンクも用いているが、自然言語の理解が進めば少しずつ被リンクの重要度は下がっていく
  • すぐには難しいため数年はコンテンツの評価基準として被リンクを用いる

オーサーランクという指標も、今後Googleとしては持ちたいのかもしれないですが、
むしろ”数年は被リンクが評価される”、という事実を捉えてより発信コンテンツを大事にすることが重要だと考えます。

そもそもオーサーランクって?

まず件の記事のタイトルある”オーサーランク”という言葉は、ページランクと同じような評価基準と認識されがちですが、2014年5月19日現在Googleが公式に認めている評価基準ではありませんし、今回の動画でもAuthor Rankという言葉はでてきません。

オーサーランクに関しては、鈴木謙一氏がおもしろい記事を書かれていますので
こちらも参考までに。
鈴木謙一氏の記事内容を間単にまとめると、以下です。

「Author Rank(に相当する指標)はランキング要因にはなっていないが、In-depth articlesには使われている。」

In-depth articlesは、今現在日本には適用されていませんが検索した内容をより深く言及している記事を検索結果に表示する、というものです。

動画の内容も、上記の記事に取り上げられているマット・カッツ氏のTwitter言及からも、
いまいま、オーサーランクに評価が移行しちゃう!どうしよう専門家の記事なんてない!
と焦る必要はないとおわかりかと思います。

ただし、今後もしGoogleがオーサーランクを評価軸にしたとしたら、という仮説をもって
念のため早めに自社製品等の専門家としての 権威付けをしておくなど対策を
講じておくのがよろしいかと思います。

専門家としての権威付けをするには?

現時点で一番可能性があるのはGoogle+の活用かと思います。

個人(アカウント)をある種特定できるものとしてはFacebookやTwitterなどが
挙げられますが、これらでの評価はまずないかと考えます。
理由として、GoogleはFacebookの個人ページはインデックスしていません。
ということは評価はできない。
Twitterは記事の内容が薄すぎるので権威付けはむずかしいでしょう。

あとは、まあ普通に考えて自社のサービスでの評価がやりやすいでしょうし利用ユーザーを
増やすためにもGoogle+を評価軸にする可能性が高いのは明確でしょう。

ご存知のとおり、すでにGoogle+のコンテンツとの関連付けははじまっており、
検索結果には著者情報の表示がされるようになっています。

▼検索結果表示例(私の前記事)
著者情報の表示

今後どうGoogleが特定のユーザーアカウントを”expart user(専門家)”と判断して
いくのか、考えられることとしては以下でしょうか。

  • 記載するコンテンツ内容が濃く(文字量や内容から判断)一貫性がある
  • 多くのユーザーの支持を得ている「フォロワーの数」「+1の数」「共有の数」

ただ、もしオーサーランクという評価指標が本当にできたとしたら 著者情報を利用して有料記事を請け負う会社やフォロー、+1の代行業者などが確実に出てくるかと思うので+1やフォローばかりで投稿がない場合はスパム評価にするなど、もちろんGoogle側も対策を取ってくるかと思います。

つまるところ今できることとして、以下を念のためやっておくのが良いかと思います。

  • Google+を開設する(HNでもOK)
  • 自社コンテンツの著者情報を設定する
  • Google+の投稿をしてフォロワー、+1、共有の数を増やす ※あくまで自然の増加

著者情報の設定に関して、他にも設定方法はあるようですがこのECグロースラボにて行っている方法を以下ご参考までに記載します。

著者情報の設定方法

  1. コンテンツページにGoogle+ プロフィールへのリンクを設定する

以下のタグをコンテンツページに埋め込みます。
●●●●

たとえば私の著者情報設定(Google+ID=102051116566453917108)を行う場合には、
著者:小沼晃子となります。

  1. リンク要素を設定する

セクションに以下リンク要素を記述します。

私の場合は、となります。

  1. Google+の基本情報>寄稿先に紐付けたいサイトを登録する
Google+寄稿先設定

まとめ

    • 被リンクはまだ評価されるとマット・カッツ氏が明言していますので今後もシェアされるようなクオリティの高いコンテンツ作りをしましょう
    • 今後を見越してGoogle+アカウントを開設しコンテンツとの紐付けをしましょう

あと、、、結局Googleがいつも提唱していることは変わりません。
いかにサイト(ページ)のクオリティを高くし自然にリンクされる(評価される)か、
が今も昔も重要なので真摯にコンテンツをつくることを第一にこういったバズ記事に
右往左往しないようにしたいものですね。と思いました。

言語が変わると違う捉え方をしてしまうこともありますし、マット・カッツ氏の
Twitterをフォローするなどして自分で解釈することも大事ですね。

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小沼 晃子
ECサイト店長を経て、SEO会社に入社し施策担当として数百社分の指示書を作成。 その後、広告代理店で多数のリスティング広告運用、サイト制作ディレクションなどをこなし、GMOペイメントゲートウェイ株式会社に入社。 ※Yahoo!リスティング広告プロフェッショナル資格、GoogleAdwords上級ライセンス保持者。

    
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