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2014年 Google Analyticsの大きな更新は?
こんにちは。
Eコマース界隈では以下URLに載っております通り、2014年も大きな変革、
流れがいくつも起きた一年だったのではないでしょうか。
http://ecclab.empowershop.co.jp/archives/3200
そしてECサイトを日々運用されている皆様が、KPI発掘⇒施策勘案を行う際に、
GoogleAnalyticsのデータを日々活用している方も多いかと存じます。
そんななか恐縮ですが、独断と偏見で選びました以下2014年の
GoogleAnalyticsの新リリース、バージョンアップ機能ベスト3を紹介させて頂きます。
- 拡張Eコマース
- ベンチマーク機能
- コスト分析
ここでは設定等の詳細は割愛し、どのような機能・メリットがあり、
どういった点で活かせるのかを、例を交えながら記載させて頂きます。
①拡張Eコマースのリリース
【機能とメリット】
購入完了していない商品のプロセス(サイト遷移)も把握できます。
その商品毎に、購入プロセスでのボトルネックが把握できるので、
商品毎の商品詳細ページ閲覧回数からカート追加、決済回数までで、
どこでつまづいているのか(減少幅が大きいのか)可視化出来ます。
※購入完了している商品は、もちろんトラッキングできます。
※拡張Eコマースでは他の機能もございますが、任意で上記特定機能を記載してます。
詳しくは以下URLをご参照くださいませ。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2014/08/08/17970
【活用例】
ほぼ売れない特定A商材にて、その商品閲覧数は多いが、
カート追加数の割合が低い商材なので、以下を見直す。
下記内容は現行でも出来ますが、売れていない商品に対しての
実績も新たに見れることで、そちらへのアプローチも可能になったかと存じます。
- デバイス、ユーザー軸や、オーガニックで拾えるKWクエリとページ文言の親和性にて
ページ改修を行う。 - (広告をやっている場合)対象ターゲティング、またはKW・広告とLPの見直し
②ベンチマーク機能の復活
【機能とメリット】
同業種の同規模サイトの各指標(セッション、直帰率、新規ユーザー数等)を
自社実績と比較出来ます。市場での自サイトの位置づけを見ることが出来るので、
KPI・施策勘案の際の一つの判断材料になります。
【活用例】
特定チャネルでのセッションは平均より多いが、平均PV・滞在時間等が
大幅に低い実績であれば、回遊性を高めるべく「エンゲージメント上昇」をKPIとし、
なぜ低いのか競合サイトチェック、及び施策を勘案する。
⇒コンテンツ拡充も含めたページ改修、コミュニケーションツールの導入等。
③API経由なしでのコスト分析が可能になる
【機能とメリット】
様々なWEBプロモーションごとの費用対効果を数値で可視化出来ます。
今までは、費用データをインポートする際はAPI経由が必須でしたが、
GoogleAnalyticsの管理画面から費用データをアップすることが出来、
より容易に設定出来るようになりました。
どれが「質」が良いチャネルやKWなのかが分かるので
「量」の集客施策から、「量」+「質」の施策勘案の精度が高められます。
【活用例】
起点・終点・線形コンバージョン等にて、それぞれの費用対効果(CPA)が見えるので、
どのチャネル、キャンペーン、KW等が上記いずれのコンバージョン獲得効率に強いか
その善し悪しが見れ、アトリビューション分析も含めた全体ご予算の
リアロケーションも行えます。
以上3つになります。
最後に余談ですが、2014年は弊社でも大きな動きがありました。
それは、皆様のECサイト売上拡大を手助けすべく
EC Growth reportなるものをリリースさせて頂きました!
GoogleAnalyticsで取れる様々な実績を可視化し、
そこからKPI発掘⇒施策勘案まで導き出せるレポートになります。
ご興味ある方は、この記事下のボタンからサンプルもダウンロード出来ます。
ぜひ一見の価値はあります!
それでは本年も宜しくお願い致します。