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2015.06.22 グロラボ編集部

サイト改善・解析

やっておいて損はない!AdwordsとGoogle他ツールの初期連携

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グロラボ編集部

EC-GROWTH-LABを運営するGMOペイメントゲートウェイのマーケティング支援部。主にWebマーケティング関連の記事を担当。クライアントの成果向上のために価値ある情報を提供していく。

こんにちは。
当ブログの過去記事ではWEB広告周りでECサイトの成果向上・効率カイゼンに
関する考え方や、運用手法、他社事例を取り上げた記事は多くございます。

但し、そもそもこれからWEB広告を始める際に何を準備するのか、
初期連携周りを中心に述べたいと思います。

特にGoogleの他ツールと複数連携出来るAdwordsにてお伝えします。

目的はこちらをきちんと行うことで以下メリットがあります。

  1. 実行した施策に対して、有益な多くのデータを蓄積することが出来る。
  2. 施策の幅が広がる。

広告配信に目が行きがちですが、スタート前にしっかりインフラを整えてから行うべきです。
※Adwordsアカウント開設後の内容にて記載します。

また以後記載するAdwordsとの各連携方法は、諸々細かな条件はありますが、大まかな流れを述べております。まずは難しく構えず、シンプルに捉えましょう!

Google WEBマスターツールとの連携

GoogleAnalytics(以下GA)との連携は行っていても、こちらとの連携を行っていない
Adwordsアカウントが数多くあるかと感じています。

連携方法はシンプルです。

①Adwords管理画面でリンクさせるドメインを指定し、当該WEBマスターツールへリクエストを送信する

②WEBマスターツールでリクエストを承認する

以下URLに設定詳細も載っております。
https://support.google.com/adwords/answer/3097241?hl=ja

こちらを連携することで、どういった施策につなげられるか一例を以下に記載します。

●オーガニックデータからのキーワード追加

まず始めに情報として、Googleオーガニック(自然検索)での
6位~10位の平均CTRは3.73%とのことです。以下URLに載っております。
http://www.sem-r.com/news-2014/20141002012639.html
※業種は問わず参考値です。

Adwords管理画面

上記画像はAdwords管理画面でオーガニックと広告の相関データを表示しておりますが、赤枠で囲ったクエリ(ジンブラック、スクリミットシェイプ等)は、Adwordsにキーワードとして登録しておりません。

このクエリのオーガニックでの平均検索順位を画像内で見て頂くと、10位前後にもかかわらずCTRは以下通り、5%前後です。

ジンブラック:
244÷5,193≒4.7%

スクリミットシェイプ:
79÷1,579≒5.0%

上記通りCTRもある程度あり、オーガニックでの平均掲載順位も10位前後と高くない一般系キーワードなので、マッチタイプも鑑みながら、広告でのキーワード追加を試してみる価値はあるのではないかと考えられます。

WEBマスターツールと紐付けることで、Adwords管理画面よりこういったデータから施策に繋げることも出来るかと存じます。

こちらAdwords管理画面での見方は
詳細分析タブ⇒表示タブ⇒検索広告とオーガニック検索 を選択してくださいませ。

※健食の媒体審査・規定や、当該クエリボリュームは一旦ここでは無視しております。
あくまで考え方の一例として述べている旨、ご了承くださいませ。

Google Merchant Centerとの連携

ECサイトであれば、WEBプロモーションの必須施策になりつつある商品リスト広告(PLA)。
そちらを行うための必須設定です。

商品リスト広告の詳細は、以下当社ブログに載っております。
https://ec-growth-lab.com/google/20140507/

連携方法は端的に以下です。

①Merchant Centerアカウントの管理画面でAdwordsアカウントIDを入力し、Adwordsへリクエストを送信する

②Adwords管理画面でリクエストを承認する

以下URLに設定詳細が載っております。
https://support.google.com/adwords/answer/6159060?&hl=ja

連携することで上記PLAや、動的配信にご活用頂ければと思います。

PLA活用

GoogleAnalyticsとの連携

言わずもがな、皆様が真っ先に行っている連携です。
但し連携されたままではもったいないので、こちらも連携して行える施策を以下に載せます。

●GA×RLSA配信
最近になって出来るようになったとのことです。
GAデータで作成したリマケリストに対して検索連動型広告でアプローチを行います。
http://unyoo.jp/2015/06/rlsa-ga/

●GAリマーケティング
もう有名すぎて、当たり前になってますね。
簡単、楽に始められる方法も以下当社ブログに載っております。
https://ec-growth-lab.com/listing/20150331/

またGAで他広告も計測したいのであれば、リンク先URLにGA用パラメータを振ります。
以下がGAパラメータ付与用のURL生成ツールなので、ぜひご活用くださいませ。
https://support.google.com/analytics/answer/1033867?hl=ja

GoogleAnalytics

最後に、アプリを持っている企業様はGoogle PlayとAdwords連携も可能です。
アプリ用のリマーケティングリストが作成可能になる等々、施策に繋げられます。
https://support.google.com/adwords/answer/6068602?hl=ja

次回も初期設定周りのお話で、タグマネージャー(GTM)を用いた売上取得と、動的リマーケティング設定に関して述べたいと思います。

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