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タグマネージャーとは
広告出稿やツール導入時に広告主様が行わなければいけない
作業のひとつに”タグの設置”が挙げられます。
タグマネージャーは、様々なタグを一元管理できるサービスとなります。
基本タグを設置しておくだけで、オンライン上でカンタンにタグの
設置や削除が可能になります。
【タグに関してこんな課題を抱えている広告主様におすすめ】
・大量のタグによってサイトスピードが低下
⇒(タグマネージャー設置により)
一つのタグに包括されるためページ表示の高速化を実現
・タグ管理が煩雑で、運用工数・費用がかかる
⇒(タグマネージャー設置により)
オンラインで簡単にタグ設置ができるので、タグの追加や削除に
都度費用が発生している場合など、費用の削減につながる。
タグマネージャーの種類
タグマネージャーは、ここのところ多数種類がでてきています。
有料のものは、広告代理店さんがもっているサービスも
多いため紹介は避けますが、弊社でも利用の多い無料の2種
タグマネージャーのリンクを記載いたします。
・Gogoleタグマネージャ(GTM)
http://www.google.co.jp/tagmanager/
・Yahoo!タグマネージャー(YTM)
http://tagmanager.yahoo.co.jp/
タグマネージャーで広告タグを設置してみよう
今回は、GoogleタグマネージャーでGoogleAdWordsの
CV(コンバージョンタグ)を設置し売上取得もする方法をご案内します。
前提として、 CVタグはサンクスページに設置するもの とします。
【準備】
①Googleタグマネージャ(GTM)を開設する
②タグを発行する
③タグをサイト全ページ
タグ直下に設置する
【データ取得設定(データレイヤー)を行う】
①「変数」タブをクリック
②ユーザー定義変数「新規」をクリック
③任意で名前をつけ、(ここでは「売上取得」とする)種類は「データレイヤーの変数」を
選択する
④変数設定では、任意の変数名(ここでは「value」とする)とバージョンはどちらでも良いので選択する
⑤「変数を保存」を押して完了
【タグ発火条件(トリガー)の設定を行う】
①「トリガー」タブをクリック
②「新規」をクリック
③任意で名前をつけ、(例:サンクスページ)
イベントは「ページビュー」を選択する
④トリガーを「ページビュー」を選択する
⑤配信するタイミングで「一部のビュー」を選択し
「PageURL」が「サンクスページのURL(ここではhttp://www.example.comとする)」
を「含む」と設定する
※カート時点でURLが変わらない場合等は完全一致を選択するなど
状況によって設定方法は異なる。
⑥「トリガーを作成」を押して完了
【媒体タグを設定する】
①「タグ」タブをクリック
②「新規」をクリック
③プロダクトを選択で「GoogleAdWordsw」をクリック
④タグの種類を選択で「AdWordsコンバージョントラッキング」をクリック
⑤タグを設定にて”AdwordsのCVタグ”の該当箇所を入力
⑥配信するタイミングで「一部のページ」と作成したトリガー(ここではサンクスページ)を選択する
⑦「タグを保存」を押して完了
【最後に】
上記を行っても、タグは発火しません。
最後に必ず「公開する」を押してタグの公開を行ってください。
タグ楽々設置で工数・費用削減♪
このように初めてでも10分程度でタグの設置ができてしまいます。
なれてきたら、”スクロールを最後までしたら”をトリガーに
タグを発火させるなど、基本タグを設置しておくだけで
さまざまなタグ発火設計を行うことも可能です!
>>次回はYahoo!プロモーション広告の売上取得CVタグ設定に
ついてご案内します。