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<3月31日更新>
こんにちは集客支援部の河野です。
自分は社内で広告運用やら解析商材を担当していたりします。
今回は解析界に激震を与えるニュースをお伝えします。
一部のアカウントでしか使えなかったABテスト機能であるGoogleOptimize(無償版)でしたが、
2017年3月ついに全Googleアカウントで使えるようになりました。
ということで今回はGoogle解析ツールの新機能Optimizeについて簡単に紹介しようと思います。
<概要>
- ウェブテストとOptimizeの違い
- 実装方法
- 無料版注意点
昨年の9月ごろから無料版が出ると噂されており、今か今かと待たされていたのですが、ついに年初から一部アカウントで導入されることとなりました。
既にGoogleAnalyticsでは”ウェブテスト”という無料で出来るABテスト機能が実装されていましたが、
具体的に「ウェブテスト」と「オプティマイズ」では何が違うのでしょうか。
ウェブテストとOptimizeの違い
大きく二点あります。
・テストページを別途作成する必要が無くなった。
ウェブテストではテストを実施する前に下記2点を準備する必要がありました。
・テスト用のページ制作
・ABテストを実施する対象ページへタグ設置
しかしOptimizeでは別ページを作成する必要が無くなり、今までエンジニアに対応してもらっていたコーディング部分が基本的に必要なくなります。
ここがGoogleOptimizeでの一番大きな特徴の一つでしょう。
これによりエンジニアとのコミュニケーションコストが無くなり、改善スピードが劇的に速まります。
ドラッグアンドドロップでバナーを動かしたり、クリックして色を変えたり、コーディングスキルが無くても多くのことが出来てしまうのです。
既に他のABテストツールでも実装されていた機能ではありますが、どれも費用がかかります。
これらを無料で使えるようになったというのは大きいポイントですね。
・テストの中でターゲティングが可能になった
さまざまなターゲティングでフィルタを掛けてユーザーの流入をコントロールできるようになりました。(GAユーザーリストを使えないなどの制限はあります。)これでより精緻なABテストが実行できるようになりました。
実装方法
ここではアカウントへのオプティマイズ導入方法まで説明します。
非常に簡単なので、今すぐにも試すことは可能です。
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まずはログインしているGoogleAnalyticsのトップ画面より右上にある赤枠内のアイコンをクリックしてください。
そこから「オプティマイズ」アイコンを選択すると下記のようなページに飛びます。
「GET STARTED」をクリックしたら、英語でサポート事項や、承認事項の確認があるのでそれぞれ対応頂ければすぐに使用開始できます。
無償版注意点
こちらでは無償版であるがための機能制限について3点ほど記載します。
・行えるテスト数に制限有り
無料版のオプティマイズでは同時に出来るテストの実施項目は3つです。
これ以上同時に行う為には現状は有料版でしか対応できないのでご注意ください。
・サポート体制について
現状直接サポートを受ける場合はコミュニティによるヘルプで英語のみです。
(有料版は日本語での電話対応あり)
日本語での既存ヘルプサイトはこちら↓
https://support.google.com/360suite/optimize/topic/6197430?hl=ja&ref_topic=6197429
・ブラウザはChrome上でしか動かない
これはGoogleの機能を使っている為か、オプティマイズはChrome上でしか作動しないことにご注意ください。
以上Google Optimizeについての情報でした。
記入したように驚くほど簡単にABテストが実施できます。
今まで手間がかかるということで敬遠しがちであったウェブテストを実行してサイトの改善を高速で実施していきましょう。
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弊社では解析でお悩みの企業様にも数値を基にした深い考察とご提案を差し上げることが出来ます。
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・社内に解析を深く出来るスタッフがいないので社内にナレッジをためていきたい。。
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