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2015.04.13 グロラボ編集部

サイト改善・解析

Googlアナリティクス ノーリファラーの定義・仕様。海外GA英語ブログを翻訳してみた。

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グロラボ編集部

EC-GROWTH-LABを運営するGMOペイメントゲートウェイのマーケティング支援部。主にWebマーケティング関連の記事を担当。クライアントの成果向上のために価値ある情報を提供していく。

海外の有名なGAブログ

上記海外の有名そうなGA記事を備忘録として、日本語化してみました。

非常に重要な、GoogleAnalyticsにおけるダイレクトの仕様について

※ユニバーサルアナリティクスに同様※

Google Analyticsのダイレクトトラフィックチャネルは一見シンプル見える。
しかし、ダイレクトトラフィックの属性は実は他解析ツールと異なり、特殊なのだ。
Google Analyticsの専任にとって、トラフィックのソースとしての「Direct」の意味や、Direct属性がレポートにおいてどのように区別されるのかを理解することは極めて重要な事である。

GoogleAnalytics仕様として、過去のソース(utm)によって上書きされるDirect※条件付
例えば、あなたのサッカーサイトwww.worldkick.comのSEOチームはGoogleの「合皮のサッカーボール」ランキングで1位になるために超頑張った。
2015年1月1日にサム(人物の名前)が検索結果ページからクリックし、あなたのサイトを気に入ったとしよう。
彼はそれから2週間ブラウザのアドレスバーにwww.worldkick.comと打ち込み、あなたのサイトを訪れた。
最初の訪問から14日目には、あなたのサイトをブックマークし、2015年12月31日まで毎日サイトの訪問を続けた。
Google Analyticsでは、365すべてのセッションがsource/mediumにおいてgoogle/organicとして計測されるとわかったら、あなたの再度のSEOチームは喜ぶだろう。Google Analyticsのこういった部分は意外かもしれないが、実は非常に論理にかなっている。1月1日以降のサイト訪問が主に最初のオーガニッククリックによるものだというのは正当である。そして、過去の訪問に他のsource/mediumの記録がない限り、本来なら(direct)/(none)と記録されるURL直接入力やブックマークによるアクセスで、1月2日から続く364セッションもまたgoogle/organicとして認識されるのもうなずける。
もし過去のセッションのsourceがorganic,referral,clickthroughだった場合、未来のリターンセッションにおいてもdirectの代わりに再びその過去のソースが記録される。

1つのデバイスからの複数のセッションをトラッキングするのは、完全に_ga cookie(クッキー)に左右される。もし、ビジターがブラウザのcookieを削除するもしくは他のブラウザ/デバイスからサイトにアクセスすると、デフォルトだとGoogle Analyticsはそのセッションと同じユーザを関連付けることができない。したがって、Samが2015年のどこかのタイミングでcookieを削除し、ブックマークからあなたのサイトにアクセスし続けると、Google Analyticsはセッションをorganicではなくdirectとしてトラックするようになる。実際のところ、_ga cookieがなかったら、Google AnalyticsはSamのことを完全に新しいユーザとして認識してしまうのである。cookieによってユーザ情報、流入経路情報を管理しているのである。

もし、Samがcookieを継続し7月2日までに直接再アクセスをしなかった場合は、デフォルトの6ヶ月間のキャンペーン有効期間を超えるため2回目のアクセスはdirectとして記録されるだろう。ただ一方で、もしSamが1月1日にオーガニックとしてサイトへアクセスし、4月4日と7月2日にdirectにアクセスをした場合、それはorganicとして記録される。なぜなら、最初のorganicソースはSamの4月4日の訪問から6ヶ月後に更されるからだ

・6ヶ月間のキャンペーン有効期間内であれば、directの再訪問は過去のsource/mediumが参照される。
・ユーザがcookieを削除した場合は、directの再訪問は新しいユーザからのdirectアクセスとしてカウントされる
・6ヶ月の有効期間内のdirectでの再アクセスがあった場合は、sourceはdirectとみなされるがGoogle Analyticsは同ユーザとして認識する
・それぞれのdirect再アクセスによって、最初のsourceの6ヶ月の有効期間は更新(延長)される
同様の優位性により、referralはorganicを上書きする。(ここ謎。要検証)

Google Universal Analyticsの特徴として、キャンペーンの有効期間は(アカウントの管理画面から)あなたの組織に最適な期間へ変更することができる。しかし、たいていの場合胃は6ヶ月間のデフォルト状態で仕様するパターンが多い。キャンペーンの有効期間は、セッションごとのキャンペーンだけでなく、キャンペーンに含まれないsource/medium(organic/referral)においても適用される。

キャンペーンの有効期限設定はdirectでの再アクセスをどれだけながく過去のsource/mediumと同一のものとして記録させるかを決めるものである

Multi-Channel Funnel (MCF)レポートは他のレポートの中で適用されるチャネルの優位性における重要な例外である。MCFレポートにおいては、directトラフィックは他のトラフィックチャネルと同様の方法で記述される。それは、過去のリスト内の異なるsourceによって上書きはされない。これにより、MCFレポートは、最初の訪問(デフォルトでは30日だがレポートのインターフェースにより90日まで延長が可能なlookback window)のトラフィックソースを表示しつつも、サイトのビジターの実際のコンバージョンジャーニー(コンバージョンにいたるまでの推移)における洞察をより明確にすることができる。

Multi-Channel Funnelレポートにおいては、directは過去セッションのほかのソースによって上書きされることはない。

マルチチャネル関連レポートは実際にdirectであるトラフィックのみのdirectチャネルを維持する

さて、ここまでGoogle Analyticsがどのようにして異なるレポート内のdirectトラフィックの属性判断をしているかについて触れた。ほかにも関連する実例として最適なものがある。-Google Analyticsによるトラフィックのより正確な属性付けを行うための、キャンペーンパラメータの利用である。多大な良のトラフィック(たとえばメールによるインバウンドURLなど)は、キャンペーンパラメータをそのインバウンドURLの適切な部分につけていない場合、正しくdirectとはカウントされないだろう。

(まとめ)directチャネルは、できるだけシンプルにしておこう。また、directアトリビューションがどのようにGoogle Analyticsの異なるレポートにおいて行われるかを理解しておき、必要であればキャンペーンパラメータも活用する。そうすれば、自信を持ってそれぞれのトラフィックチャネルのパフォーマンスを評価できるはずだ。

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