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動的リマーケティングとは
動的リマーケティングは、最近よく目にする方もいらっしゃるかと思いますが、
”見たもので動的にバナーを作成しリマーケティング(追いかける)バナー”です。
▼参考:動的リマーケティングバナーイメージ
Criteo、deqwas(サイジニア)、HotView(シルバーエッグ)、Vizury(などが
類似サービスとなります。
参考記事:
『Criteo(クリテオ)とは何か、Criteo(クリテオ)を知るためにまとめてみた。(by古沢)』
上記したレコメンドバナーは、ハードル(初期費用や最低出稿費)が高い
ものもあり、少額から試したいという方は今回記載するGoogleの
動的リマーケティングからのトライをおすすめします。
すべての業種で活用できるように
動的リマーケティングは、いままで”ダンボールで送れるもの”のみの利用に限られて
おりましたが、2014年10月よりすべての業種で活用できるようになりました。
不動産、宿泊、求人などCriteo等で高いパフォーマンスが出ると話題になっていた
業種にても動的リマーケティングが活用できるようになりましたので、
早速出稿開始している企業様が多くいらっしゃいます。
▼参考:活用企業様例
・楽天トラベル
・suumo
※どの枠にも対応できるテキストタイプのキャプチャですが、
他レコメンドバナーのようにデザインバナーでの配信も可能です。
Google動的リマーケティングのすすめ
成果でいえば、Yahoo!の下層ページにも表示がされクリック課金制の
Criteoがやはり一番良いパフォーマンスが出る場合が多いです。
しかしながら、Criteoの条件(月間UU数4万以上、最低出稿額60万円など)に
合わずはじめられないお客様も多くいらっしゃいます。
その場合、他のDSP等での配信も候補に挙がるかと思いますが、Googke動的
リマーケティングは他レコメンドバナーに比べはじめやすいかと思いますので、
是非一緒に検討いただければと思います。
【メリット】
・クリック課金制
媒体によっては1Pに枠が多くある場合など一度に10こくらいのバナーが
でてしまう場合があります。imp課金のDSP配信は、そのすべてに金額が
発生しますのでGoogle動的リマーケティングのクリック課金制は非常に魅力的かと
思います。
・細かい設定が可能
ことCriteoにおいては、CV除外や細かいターゲティングなどはできませんが
Google動的リマーケティングはGDNと同様のロジックのため細かくターゲティング
設定を行うことが可能です。
・すぐに停止できる
上記同様GDNなので上限日額や入札額も設定できますし、停止もすぐに
行えます。
・最低出稿金額がない
少額スタートが可能です。
【デメリット】
・必要フィード項目が多い
通常のレコメンドバナー広告がID、商品名、商品説明文、リンクURL、商品画像URL程度、カテゴリ程度の必須項目なのに対し、Googleは多くの項目を必要とします。
参考:(Google)動的ディスプレイ広告のフィードを作成する
動的リマーケティングをはじめるには
以下を準備すればすぐにはじめられます!
・商品データフィード(準備とビジネスデータorマーチャントセンターへのアップ)
・動的リマーケティング用タグの設置
・GoogleAdwordsアカウント
おわりに
Google動的リマーケティングで良い成果がでたならば、他の
レコメンドバナーも是非検討してみてください。
Googleの商品フィードが準備できていてタグの設置もできたのであれば
他のレコメンドバナーの開始準備も難なくこなせるかと思います。