グロラボ編集部
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Google Adwords、Yahoo!プロモーション広告、facebook広告など
各種運用型広告の領域は、日々Updateが実装されている。
本記事では、「CV件数」を最大化するための思考を改めて
整理したいと考え、以下記事としてまとめることとした。
部分最適の考え方も重要ではあるが、全体最適を考慮した
シナリオ設計を、改めて以下で整理したい。
ブランドキーワードを軸にした検索結果ページへの広告掲載と、
リターゲティング系の広告掲載では、ターゲットユーザーへの
到達リーチ数に限界がある。
CPAを考慮することで、上位階層からのアプローチができていない
ケースが多いのではないだろうか。
上位階層からのアプローチが重要であることを改めて再度提言したい。
しかしながら、上記の通り、上位階層からのアプローチを行うと「効率が悪い」
と判断し、「掲載を停止」するケースが多いと考える。(※図のCPAはあくまでの参考数値)
「件数」を意識するのであれば「全体のCPA」と「各種ブランドキーワードの
CV件数」「ブランドキーワードの検索回数推移」「顕在層アプローチへのCV件数」も考慮し、運用を実施したい。
※Last ClickでのCV計測でなく、First ClickでのCV計測で評価するモデルへの変更をお勧めしたい。
(First Impressionでの計測は、上記実施後のステップと捉えている。)
それぞれの「媒体」×「Ad Product」を以下の通りまとめてみた。
「Look alike」「Similar user」「Keywords Target」などの
配信手法は、アドネットワーク、SNS共に、掲載が可能である。
(※誤りがある様であれば個人的にご連絡を頂ければ幸いです。修正します。)
(※Twitterはハンドルターゲティングのため、Look a likeと少々
異なるが同様のカテゴリとして○にした。)
一般的に、獲得件数を最大化する際には、CPAが悪化する傾向となり、
CPAを重視し、広告運用を実装する際には、CV件数は少なくなる。
経済学の分野で「利潤最大化(profit maximization)」の用語が存在
するが、CV件数を最大化するためには、LTVを考慮した目標CPAを
コンサルタントと共有し、トランザクションの最大化を共に描くシナリオを
構築していただきたいと願うばかりである。
効率は悪くなるが、目標CPAを上げて、CV件数を最大化する施策を
加盟店様に提案し、うまくいかなかった時、申し訳ない気持ちで
いっぱいになるが、「チャレンジすることが重要」とお話を頂くことがある。
「失敗」したのに、再度「チャレンジ」させてもらっている。
自社の利潤より、加盟店様の利潤に貢献し
トランザクションの最大化に貢献したい、と心から思う様になる。
提案して、その施策を遂行し、チャレンジができている環境を
大事に、私もプレイヤーとして運用型広告+α を常に模索し、
CV(トランザクション)最大化を常に加盟店様と試行錯誤していきたい。