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須田真暢
2007年にGMOペイメントゲートウェイ㈱入社後、新規事業開発部門を経て、
現在のイノベーション・パートナーズ本部にてマネージメントに従事。
入社前は某大手証券会社の株式自己売買トレーダーから、ITベンチャーに身を転じた異色の経歴を持ち、決済サービスの将来展望をECだけでなく、”金融・経済”の観点からアプローチする。
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当社調査による自社ECの売上成長についてEC市場全体の成長と比較した上で、
現状の検証と今後の展望をお伝え致します。
ポジショニング
小売市場が停滞する中、EC流通額は増加中。
主要ECプレイヤーと自社サイト比較
大手ECモールの成長率が伸び悩んでいるが、自社ECサイトは流通額が大幅に増加している。
ユーザーの流入経路の変化
ネット購入者がPCブラウザからスマートフォンの利用を増やすとともに、
リスティング広告に対し、ソーシャル広告の比重が高まりつつある。
これは、リスティング等の検索連動広告で大きな広告費を支出して露出しなくても、
ソーシャルの口コミを頼りに、自社本店ECサイトにたどり着ける
ネットユーザーが増えている証左である。
(ご参考)ECの業種別成長率
百貨店等の総合通販(幅広く商品を揃える)が苦戦。
その代わり、業種に特化した専門店のYoY成長率が高い。
オムニチャネル推進、サブスクリプションコマース等を推進しているお店のYoY成長率が
自社ECサイトのYoY成長率を上回っている。