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2018.10.29 永田周平

E-コマース

EC事業者向け!増え続けるデータフィードの活用先一覧(※随時更新)

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永田周平

永田周平

運用型広告はもちろん、SEOコンサルティング・コンテンツマーケティングなど、幅広いWebマーケティングの知見でクライアントのビジネスパートナーとして信頼を得る。複数のパートナーと組んでのプロジェクトも得意とする。

Googleのショッピング広告、動的リマーケティング、CriteoなどECを運営する企業でデータフィードを活用する機会は年々増えていると思います。今回はそんなデータフィードを活用できる広告媒体やプラットフォームにについて紹介をしていきます。

改めてデータフィードとは

EC事業者なら必ず聞いたことはある「データフィード」。
データフィードとはなにかというと、自社でもっている商品のデータを各広告媒体の広告を出すためのフォーマットに変換する仕組みのことを表しています。データフィードを利用することによって、自社の商品データを利用して、Googleなどの検索サイト、ネット広告等の自社以外のサイトへの商品データ(広告用)供給を自動で変換し提供することができます。
最近ではInstagramのShopNowなど、SNSのオーガニック投稿とも連動できるようになり、さらに注目度を上げています。

▼データフィードとInstagramの基本については以前の記事
データフィードの基本についてはコチラ
Instagram ShopNowの実施方法についてはコチラ

データフィードの主な活用先について

まずはECサイトを運営している方々がデータフィードを作るきっかけになるであろう主な活用先を紹介します。
すでに実施しているEC企業の方も多いと思います。

Googleショッピング広告

Googleショッピング

Googleの検索結果に表示される広告です。
フィードに登録している内容によってGoogleがどのクエリに対して広告を掲載するかを判断する仕組みになっています。
実施するためにはMerchant Centerの開設が必要です。
Google広告の管理画面で入札の調整や除外キーワードの設定などのコントロールはできるため、フィードの内容だけでなく、運用者のスキルが成果に影響を与えます。
Googleショッピング広告は以下の強みがあります。
①検索連動型広告ですので、新規ユーザーの獲得も期待できる。
②商品画像で訴求するのでクリック率が高い。
③キーワード不要なのにロングテールに強い。

〈CHECK POINT〉
・必要な情報を仕様通りに正確に指定しているか。
・商品名に適切な情報を指定しているか。※検索ボリュームに大きく差が出ます!
・google_product_categoryを末端まで指定しているか。
・管理画面上でのキーワード除外設定を実施しているか。
・毎日新鮮な情報に更新して、機会損失がないようにしているか。

Google動的リマーケティング(GDR)

ユーザーが過去にサイトで閲覧した商品やサービスを含む広告を表示することが可能です。
Googleディスプレイネットワーク(GDN)が提携するメディアに広告を配信します。
ユーザーの商品閲覧履歴を元にしたリマーケティングになるため、通常のバナーリマーケティングよりもCTR・CVRが高くなる傾向にあります。
(その分フィードの作成やタグの設計などに手間がかかります)

〈CHECK POINT〉
・クリエイティブパターンを複数用意できているか(Google側が成果の良いクリエイティブに自動的に比率を寄せる)
・入札の強弱や配信する商品のコントロールをするためにカテゴリ分け、カスタムラベルの設定ができているか。
・タグとデータフィードの一致率が高いか。
⇒Webサイトの商品詳細ページタグから送信された(PVが発生した)商品IDが、広告配信可能な形でデータフィードに含まれているか

Criteo

Criteoロゴ

CriteoはGoogleダイナミックリマーケティングと同様、ユーザーの商品閲覧情報データを活用して配信するDSP広告です。(Googleはアドネットワーク)
Yahoo! Japanの広告枠に唯一、第三者の媒体として配信することが可能です。
データフィードを作るきっかけになることも多い広告で、費用対効果も高くなりやすいDSPです。
Webサイトの月間訪問者数の制限があるのに加え、タグの設計に時間がかかることもあり、導入ハードルは少し高いです。
また、予算のコントロールが基本的には入札のみとなるため、Webサイトの規模によっては一日で100万円以上のコストを使ってしまうことも。

〈CHECK POINT〉
・タグとデータフィードの一致率が高いか。
・CRITEOが提供している機能を適切に実装しているか。

Facebook DPA

FacebookDPA

FacebookのDPA(Dynamic Product Ads)では、Facebookピクセルとフィードを使用して、サイトで特定のアクションを実行したユーザーに広告を表示します。
Googleの動的リマーケティングやCriteoのFacebook(Instagram)版となります。
GoogleやCriteoと異なり、Facebookのターゲティングを活用して、Webサイトに訪問したことがないユーザーに対してもアプローチが可能です。

〈CHECK POINT〉
・ピクセルタグが適切に設置されているか。
・未訪問ユーザー向け配信など、Facebookの機能を充分に使っているか。
・ターゲティングが適切に設定されているか。
・反応の良いクリエイティブを設定できているか。

他にもこんな媒体で使える

続いて意外と知られていない活用先を幾つかご紹介します。
先に紹介した媒体で成果が出ているEC事業者の方が配信先を広げていく候補になると思います。

Logicadダイナミッククリエイティブ

Logicad

しっかり運用してくれるDSPでお馴染みのLogicadでもフィードを活用した広告の配信が可能です。
ソニーグループで培ったレコメンドエンジンを活用できることが強みの1つです。
閲覧情報をユーザー毎にトラッキングし、閲覧履歴パターンを学習して、最適な配信をする仕組みになっています。
Criteo同様運用者側でコントロールできる部分は少ないため、商品データを適切に登録できているかが精度を左右します。

サービスサイト ⇒ http://www.logicad.com/product/dynamic.html

TAGGY:おもてなしバナー

TAGGY

株式会社TAGGY(アイモバイル子会社)が提供するダイナミックリターゲティング広告です。
配信面や配信アルゴリズムには他のDSP系のダイナミックリマーケティングと大きな代わりはないように見えますが、「データフィードを自動作成」してくれる点が大きな特徴になります。
Webサイト内をTAGGY社のロボットがクローリングし、必要なデータを集めて自動でフィードを作成する仕組みです。
実施までのハードルは低くなりますが、フィードをコントロールできないという意味では、精度が落ちる可能性もあるので、注意が必要です。
サービスサイト ⇒ http://omobana.taggy.jp/

nex8

nex8
A8で有名なファンコミュニケーションズが運営するリマーケティング配信。
配信ネットワークの豊富さやTAGGY社と同じように「データフィード自動作成」を特徴としています。
CPC課金ではなくCPM課金となるため、CTRが高いターゲティングと配信面にコントロールしてくれるかがカギとなり、その運用はnex8側が手動運用してくれるようです。

サービスサイト ⇒ https://www.nex8.net/

Instagram ShopNow

ShopNow

Instagramのオーガニック投稿から商品購入の動線を作ることができます。
2018年6月5日に追加された機能で、現在はストーリーズ面にも紐づけが可能となっています。
今後は広告の配信フォーマットにも適応が期待されています。
Instagram ShopNowの実施方法についてはコチラ

これから機能追加が期待される配信先

最後に現在は開発中・もしくは一部の広告主にプレリリースされている配信先をご紹介します。機能追加されたら是非試してみたいプラットフォームばかりです。

LINE Ads Platform

LINE_AdsPlatform_LOGO_v2
LINE NEWS、LINEタイムラインを中心にLINEのPlatform上に広告配信ができる「LINE Ads Platform」。すでに実施したことがある方も多いと思いますが、ダイナミック広告の配信はまだ実装されていません。
しかし2018年8月7日にはLINE Ads Platformの大幅刷新に関しての発表があり、その中で「ダイナミック広告(DPA)などの拡充による広告費用対効果(ROAS)の向上」を進めていくとの発言もあり、遅くとも2019年中には実装されると考えられます。

Yahoo! プロモーション広告


YahooもGoogleの動的リマーケティングの用に、ダイナミック広告の導入を進めています。一部の広告主にはすでにベータ版をリリースしている状態のため、こちらも2019年中には全体リリースがされると考えられます。

Criteo社との面の取り合いが発生しそうですね。

SmartNews standardads

SmartNews
ニュースアプリとしては人気NO1のSmartNews。
記事広告の出稿が現在はメインになっていますが、feedforce社の「Feedmatic」を活用することでダイナミック広告の配信が可能になっています。
まだ、制限が多い状態ではありますが、今後はより多くの広告主が活用できるようにアップデートをしてくれると期待しています。

Feedmaticについて ⇒ https://www.feedforce.jp/release/13713/

まとめ:データフィードはこれからも進化すること間違いなし

データフィード市場規模
参照サイト:https://corp.become.co.jp/news/2017-3-7

データフィード広告市場は検索型・ディスプレイ型共に大きく伸びており、今後も規模は拡大していく見込みです。
(ITP絡みからディスプレイ広告全体的なIMP量が低下していく可能性はありますが。。。)
まだ実施したことがない企業の方も、実施はしてみたが何かしらの理由で出稿を取りやめた企業の方も、進化し続けるフィードを活用した広告を使いこなせるようにしましょう。

今回はEコマース視点での配信先となっていますが、人材や不動産のサービスでも活用は進んでいます。
(人材であれば「Indeed」「careerJET」なども配信先候補になるかと)

ユーザーの細かいニーズに応えていくために、データフィードを積極的に活用していきましょう。

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