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佐藤優花
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- Yahoo動画広告〈YDNインフィード面〉のアップデート情報まとめ - 2018年1月26日
Facebook Liveや、LINE LIVE、そしてInstagram Liveなど、各プラットフォームが次々とライブ配信機能を打ち出しはじめ、
ライブ動画配信はかなりの盛り上がりをみせておりますね!!
そこで本日はYahooの動画広告において、
2017年にアップデートされたものから2018年のこれからどうなっていくのか
についてご紹介いたします!!
YDNから動画広告の提供開始
2017年3月15日にYDNで「動画広告」の提供が開始されました!!
参照元:Yahoo!マーケティングソリューション ヘルプ
提供開始の背景として動画広告市場ニーズの高まりがあげられます。
スマートフォンの動画広告の需要が高まり、動画フォーマットで配信できる媒体やフォーマット(縦型フォーマットなど)が増えていることが要因となっています。
2016年の動画広告市場は842億円で前年比157%と高い成長率となっており、2022年には約3.5倍の2,918億円に到達するといわれてます。
YDN動画広告の特徴
①Yahoo!Japanページ内に配信が可能であること
Yahoo!スマートフォンアプリのTOPページのインフィード面に掲載できることはインパクト大です。
②10秒以上視聴された広告のみ課金対象
クリック課金型ではなく、視聴単価での課金となります。クリック率の高いクリエイティブを作れば静止画に比べクリック単価を大幅に抑えることができます。
③通常のYDNのターゲティングをそのまま活用できます。 ※デバイスはスマートフォンのみとなります。
サイトカテゴリとプレースメント以外のターゲティングは静止画と同様に活用できます。
もちろん通常のYDNインフィード広告同様に広告の説明文やクリックを促すボタンも表示されます。
YDN動画広告の現状について
・ブランディング、ダイレクトレスポンスの出稿量は半々くらい
Yahoo!のTOPページヘの掲載となるため、ブランドリフトや認知目的の利用も多いです。
・10~19秒素材が多く、全体の約50%を占めている
FacebookやInstagram、LINEAdsPlatformに近い傾向にあると言えます。
・スマホゲーム、化粧品業界の利用が多い
実際のプレイ画面動画や、化粧品の使用感を伝える動画の利用が多いです。
・食品系は10秒前後が多い
まだまだ静止画での掲載が目立ちますが、今後は動画の活用のノウハウを溜めていくことが、競合との差別化につながると思います。
動画広告のみに反応するユーザーが30%近くいると言われており、インフィード広告にて動画を活用することで、普段リーチできないユーザーに広告配信が可能となります。
最近のアップデートと2018年これからYahoo動画広告について
提供予定のアップデート情報
①視聴コンバージョン計測(時期は未定)
動画を視聴後の自然流入からのコンバージョンに関して、「コンバージョンに寄与」した動画視聴を「計測・可視化」するというもの。
現状は他の媒体と同様に、再生回数や再生率、クリック数などが主な指標になっています。
・2017年9月~10月頃
⇒3G/4Gの自動再生が「デフォルト設定」になり、最大掲載本数が3本に統一されました
・2018年1月以降~
⇒スマートフォン版Yahoo! JAPANトップページ(ブラウザ)・その他サービス(ニュース面など)へ配信開始
このようにして配信在庫が大幅に拡大される予定となっております!!
今まで動画広告に手を出せずにいた方も、YDNのインフィード面に配信を考えてみてはいかがでしょうか。