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2015.05.21 グロラボ編集部

その他

訪日外国人集客(インバウンドマーケティング)成功の秘訣

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グロラボ編集部

EC-GROWTH-LABを運営するGMOペイメントゲートウェイのマーケティング支援部。主にWebマーケティング関連の記事を担当。クライアントの成果向上のために価値ある情報を提供していく。

訪日外国人旅行者に関連するニュースやリリースは数多く、インバウンド施策を実施する企業活動も活発化してきている。2014年に日本を訪れた外国人旅行客は、1,300万人を突破し、旅行消費額は2兆円を超え過去最高を記録した。 (※日本政府観光局 2015年1月20日発表資料) 観光庁はオリンピック・パラリンピック東京大会が開催される2020年には2,000万人を目標に掲げており、さらにインバウンド需要は拡大するであろう。
弊社GMO-PG集客支援部では、インバウンド市場へ挑戦するお客様の支援を通じて、社会の進歩発展に貢献すべく、訪日外国人向け事業を支援する「インバウンドマーケティング」開始のリリースを発表させていただいた。コンテンツマーケティング・海外広告配信・決済まで一貫して支援する内容である。訪日外国人観光客を対象としたサービスは、今後ますます様々なかたちで増えると予想されるが、具体的にどのような施策を実行すればよいか、悩まれているケースが多いと考えている。

 

本記事では、訪日観光客(訪日外国人、訪日旅行者)への集客施策について簡易に、わかりやすくお伝えすることを目的として記事を投稿したい。

 

関連記事:中国人観光客の50%が使っている「大衆点評」とは?【訪日(インバウンド)情報】

 

訪日外国人集客、訪日旅行者への集客施策に関する考え方

 

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まず始めに「訪日前の外国人旅行客に対してアプローチ」するか、「訪日中の外国人旅行客に対してアプローチ」するか検討されるとわかりやすいのではないだろうか。もちろん「訪日前」「訪日後」双方のアプローチが実装できるメディア、プロモートが理想であることに間違いはない。

 

訪日外国人集客、訪日旅行者への「多言語」対応

 

自社のWebサイトを「多言語」対応する必要性があるか検討する必要もあるだろう。他媒体へ「情報掲載」を実施する場合は自社のWebサイトを「現時点では多言語対応しない」方針も考えられる。しかしながら、2020年まで2,000万人を目標を掲げている背景と、訪日外国人のニーズを考慮すると、可能な限り早い段階で「多言語」対応を実施するべきではないだろうか。

 

「WordPress」を利用している場合は、どのプラグインを実装するか検討する必要があるが、以下のまとめ記事が参考になる。

多言語対応するためのプラグイン6選

 

直近では、TOPページ、もしくは特定のページのみ「多言語」対応しているケースが多いと考えられるが、将来的にはやはり特定のページだけでなく、訪日外国人を考慮したサイト制作と「多言語」展開、他媒体への情報掲載、さらにはコンテンツマーケティング+広告掲載(配信)が理想と考える。

 

 

訪日外国人集客、訪日旅行者へ広告(アドネットワーク)配信

 

自社のWebサイトにて「多言語」対応していることが前提となるが、「訪日前」「訪日中」を考慮した際の広告配信は、Google Adwordsや、Facebook広告、Twitter広告で配信が可能である。

 

「訪日中」をターゲットに外国人に広告配信したい、と考えた場合「エリア」×「言語」を考慮した広告配信が可能だ。日本にいる外国人をターゲットにした配信手法となるが、

 

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Google Adwordsでは、例えば「ターゲット地域のエリア内で、タイ語でGoogleを使用しているユーザー」へ広告配信、といった設定をすることができる。アドネットワーク(Google Display Network)を活用し、「特定の地域からアクセスしているユーザー×言語設定」で配信が可能だ。

 

※Google Adwordsでの注意点としては「ターゲット地域にいるユーザー、またはターゲット地域に関心を示しているユーザー(推奨)」を選択すると、「関心」を示しているユーザーにも配信されるため「ターゲット地域にいるユーザー」以外にも配信されてしまう。また、普段日本でGoogleではタイ語を使用しているユーザーにも配信されるため「訪日外国人」を100%対象に配信することはできないが「言語」を考慮した配信ができることが特徴である。

 

facebook広告でも半径指定は不可能だが、同様の配信が可能だ。

 

もちろん、「訪日前=海外への広告配信」もGoogle Adwordsやfacebook広告、Twitter広告では配信可能である。検索連動型広告も可能だ。なかでもfacebook広告は以下の様な設定での配信が可能なため、インバウンドマーケティン領域において非常に有効に作用すると考えている。

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「海外ユーザーでよく旅行する人」「出張」「旅行予定」「海外ユーザーで現在旅行中」「海外ユーザーで温泉好き」「東京に興味、関心がある」

 

など、ユーザーの行動、興味、関心に沿ってユーザーを特定し、広告配信することができる。かつ、facebook広告の配信設定では「旅行」カテゴリが充実している。「アメリカ人で、よく旅行し、日本好き、かつ温泉好きなユーザー」へ広告配信。など、詳細にターゲットユーザーを設計し広告配信をすることが可能である。facebook広告を活用した「訪日前」のプロモーションは非常に有効であると考えている。

 

 

訪日外国人集客、訪日旅行者対象の「専門メディア」

 

「日本」を紹介しているWebメディアは各国に多数存在する。自社のWebサイトで多言語対応するリソースがない場合、「メディアへの情報掲載」を取組のスタートして始めてもよいのではないだろうか。一例ではあるが、香港、台湾の「樂吃購(ラーチーゴー)」を紹介したい。

 

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ttp://tokyo.letsgojp.com/

 

日本でそれほど知名度はないが、香港、台湾人向けの日本旅行情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)」は、日本に行く前にほぼ閲覧する情報サイトといっても過言ではないと考える。facebookページのファン数も多く、投稿に対する「いいね!」の反響も数が多い。

 

また、訪日外国人向けフリーマガジン「GOOD LUCK TRIP(グッドラックトリップ)」は、英語・韓国語・中国語・タイ語など日本の最新情報や、各店舗のお得なクーポンを紙面で紹介し、「集客」へダイレクトにつなげるメディアを展開している。

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http://www.goodlucktrip.jp/

 

「樂吃購(ラーチーゴー)」「GOOD LUCK TRIP」ともに訪日前、訪日後もアプローチは可能だが、共通していえることは、自社のWebサイトを「多言語」せずとも、媒体を活用することで集客促進を図ることができる点だ。まずはじめの集客施策としてお勧めしたい。

 

 

訪日外国人集客、訪日旅行者へコンテンツマーケティング(SNS活用)

 

メディアへの情報掲載、多言語対応完了、広告掲載の他に、あらゆる媒体を考慮したコンテンツマーケティングの実施が今後非常に重要になってくると考えている。予め訪日前に「ファン」を獲得し、自社の商品、サービス、エリアを認知させ、いざ訪日が決まった際に、その商品、サービスを予約、申込、来店までつなげる施策である。GMO-PG集客支援部では、facebookや、Youtube、Instagramなどを活用し、コンテンツの提供から広告配信まですべてをトータルプロデュースする体制と環境をこの度整えた。

 

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自社で記事投稿する体制を整え、コンテンツマーケティングを実施する場合、自社の商品やサービスを軸としたコンテンツ(記事)になる場合が多く、ユーザーとのエンゲージメント強化が難しくなっているケースを多々みてきた。また、自社で実施する場合、記事投稿に関する頻度が低下し、結果として長続きしない状況もあると考えている。

 

GMO-PG集客支援部が提供するインバウンドマーケティングは、ターゲットユーザーが「共感」を抱くコンテンツ(記事)作成と、ファン獲得、そしてCVへつなげるプロモーション活動を支援するため、一人でも多くのユーザーに、日本の楽しみ、歴史、文化を広め、地域経済の活性化、かつ日本のEC化率向上への貢献を、コンテンツマーケティング+広告配信で支援する内容である。

 

日本の魅力を海外のユーザーへ。

 

訪日外国人向け事業を支援する「インバウンドマーケティング」を本格的に検討される際にはお気軽にお問い合わせ頂けると幸いです。

 

お問い合わせはこちら(海外広告と選択してお問い合わせ下さい。)
https://www.gmo-pg.com/inquiry/pg_advertising

 

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