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2014.03.17 池谷 優憲

【ECサイト向け】Facebookを使うべき一つの理由

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人材紹介会社にて自社リスティング運用を2年担当。2012年、GMOペイメントゲートウェイに入社後は主にFacebook、リスティング広告を活用し、弊社決済システムをご利用のお客様向けに売上アップの施策を提案。 2014年にはFacebook社が主催したSMBアカウントサポートキャンペーンにて約900社の代理店の中より優秀賞を受賞。

Facebookってなに?

「ふぇいすぶっく?聞いたことはあるけど、正直よく知らないんだよね…」

そんな方は次のグラフを見て驚いてください。

なんと国内における「Facebook」というキーワードの検索数は、2013年に大流行した“じぇじぇじぇ”よりも“倍返し”よりも多いのです!

ということでFacebookの詳細を知らない方はまずWikipediaを参照してください。

今回のブログではFacebookのことを何とな~く知っている方に、Facebookが“EC”においてどのように活用できるかをご紹介したいと思います。

「Facebookをビジネスで使う」って?

結論から言うと「Facebookから自社ECサイトへお客さまを誘導する」といった形で活用することができます。

ECサイトでの売上を増やす為にはたった二つの選択肢しかありません。
それは「サイトに来る人を増やす」「サイト来訪者の購入率を上げる」のどちらかです。

Facebookでは「サイトに来る人を増やす」といった効果が期待できます。

では具体的にどうやってFacebookからECサイトへ来る人を増やせるのか?

それには次のステップが必要です。

  1. Facebookページを作成する
  2. Facebookページのファン(いいね)を増やす
  3. Facebookページに投稿をする

現在、日本国内には約2,100万人強のFacebookユーザーがいると推定されています。(※)

「Facebookページを作り、ファンを増やし、投稿を行なう」といったアクションを取ることでこれら2,100万人のユーザーに対して、自社の存在をアピールすることができるのです!

(※参考 日経新聞記事より http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD130C2_T10C13A8TJ0000/

そんなに簡単にできるの??

「そんなウマイことばっかり言いやがって…」

と思う方もまぁ落ち着いてください。
このブログを読んで下さっている方だけに、Facebookの“簡単ではない部分”も率直にお伝えしたいと思います。

1.Facebookからのアクセスを求めるならば相応の労力が必要

ユーザーをECサイトに誘導する為には毎日ないしは週に2~4回といった具合に定期的に“投稿”を行なう必要があります。
ECサイトによっては、その為の労力や人的リソースを用意するのは簡単ではないかもしれません。

2.自社の投稿がタイムラインに流れるのは“いいね”を押してくれたファンに対してのみ

「2,100万人に投稿を見てもらえるんじゃないの!?」
いいえ、そうではないのです。ページのファンになってくれたユーザーにだけ投稿が表示されるので、まずファンの獲得というアクションが重要になるのです。

Facebookでアクセス数アップ!

「え~だったらFacebookページ作って投稿する意味とかないじゃん!」

いやいや、決してそんなことは無いのです。
弊社でお手伝いしている某サイトさんではこんな事例があります。

Facebookページを作って、数ヶ月。
ECサイトでの案内やFacebook広告の活用によって、ファンが遂に数百人を突破!

週に3~4回の投稿を頑張って続けていたら
Facebook経由のアクセスが全体の約9%を占めるようになったのです!

Facebookからの流入でアクセス数が約9%アップ!

まだECを始めて間もなく、流入の多くをリスティング広告など有料の媒体に頼っていた中で、Facebookによって約1割のユーザーを誘導できることは非常に価値のあることでした。

効果を出す為には前述の通り労力が必要です。
しかし、言葉は悪くなりますがFacebookページの投稿頻度が毎月1回であっても“ページが無いよりはマシ”なのです。

“お金”ではなく“労力”かけて集客を行なう。

これがFacebookなのです。

まとめ

今回は、ECサイトがFacebookを使うべき理由として「ユーザーの流入数がアップする」というメリットを一つだけご紹介しました。

しかしながら実際には「ブランディング」や「ニュースフィードへの広告配信」など、まだまだFacebookを活用するメリットが存在しているのです。
次回以降も少しずつFacebookの活用方法とそのポイントをご紹介していきます。

取り急ぎ、今回はこの辺で。