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今回は、「実践編」としまして、Facebook広告の出稿方法を資料を用いてご説明します。
4月11日の投稿【セミナー資料公開】インハウス運用者必見!Facebook広告を知る!~基礎編~」の続編となります。
①Facebook広告基礎用語
Facebook広告にはリスティング広告では登場しない独自の指標がいくつか存在します。
「CPF」とは、ファン獲得単価を指すものであり、Facebook広告でいいね!(=ファン)の
獲得を目的とする場合に、もっとも重要な指標となります。
また、インプレッション数に対して「リーチ数」という指標があります。
インプレッション数が「広告が表示された回数」であるのに対し、
リーチ数は、「広告が表示されたユニークユーザーの数」を示す指標となります。
他にも、Facebook広告でいう「クリック数」は「画像、動画、ページタイトルなど広告面
すべてのクリック」を含むものであり、
必ずしも広告に記載されたURLをクリックしているわけではない、ということにも
注意が必要です。
Facebook外のサイトへの誘導を目的としている場合は、「クリック数」ではなく、
「ウェブサイトクリック数」の数値を参照するようにしましょう。
②Facebook広告出稿方法
Facebook広告に必要なのは、以下の3つです。
1.Facebookアカウント
2.広告クリエイティブ(バナー画像、タイトル、広告文)
3.支払手段(クレジットカード or PayPalアカウント)
Facebook広告の画像サイズや広告文の文字数など、必要なクリエイティブの詳細は以下の通りです。
【いいね!広告】
・タイトル(25文字)
・広告文(PC:90文字、スマホ:50文字)
・サイズ(PC・スマホニュースフィード:600×225pix、PC右カラム:100×72pix ※)
【ウェブサイト誘導広告】
・タイトル(25文字)
・広告文(90文字)
・サイズ:(PC・スマホニュースフィード:600×315pix、PC右カラム:100×72pix ※)
なお、Facebook広告には“画像に占める文字量が20%まで”というルールが存在するため、
審査落ちを防ぐために下記URLで必ずチェックを行って下さい。
Facebook広告の文字量をチェック!
※PC右カラム広告ですが、6/25(火)より随時、各アカウントにてアップデートが行われ、
広告表示サイズが現在の3倍ほどの大きさとなります。
それに伴い、フィード広告と同サイズの広告画像の入稿が必要となります。
(いいね!広告なら600×225pix、600×315pix)
アップデートが完了するまで、右カラム広告は若干不安定な状況が続くかと思いますので
運用担当者様は注視していただくとよいかもしれません。
また、資料では特段触れておりませんが、Facebook広告はクレジットカード払いが必須と
なっているので、コーポレートカードをお持ちでない場合や
上限金額にあたってしまう場合などは、弊社の支払代行サービスをご検討くださいませ。
③Facebook広告成功のコツ
Facebook広告は検索連動型広告と違い、潜在的な層へ出稿している広告であり、
かつ画像サイズが大きく非常に目立つため、「広告画像」が非常に重要となります。
画質やサイズのチェックはもちろん、ブランドの認知拡大のために企業ロゴの設置や、
ボタンの設置などといった工夫が重要です。
④PDCAサイクルの回し方
Facebook広告の構造が3月から新しくなり、
「キャンペーン」「広告セット」「広告」の3階層となりました。
広告の予算は「広告セット」ごとに管理ができるようになっています。
Facebook広告は均等配信ができないため、正確な効果検証を行うためには、
「1つの広告セットに1つの広告」を入れる必要があります。
少々手間がかかりますが、そうすることでターゲット毎の正確な比較ができます。
Facebook広告は画像や広告文、ターゲットのA/Bテストが重要ですが、
そうするとどうしても広告数が増えてしまい管理が煩雑になります。
その問題は、広告のネーミングのルールなどをしっかり決めることで劇的に改善するので、
次回のブログでご紹介させていただきます。