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2014.09.24 宝田 大輝

Facebook広告が表示されている理由を2秒で調べる方法

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東京大学卒。人間の行動を数字で測る、行動経済学や社会心理学を学ぶ。EC、人材、教育、ポータルなど、業種を問わない多様なコンサルティング実績を持ち、現在は決済とリンクした新規事業の責任者を務めている。 とにかくインターネットを愛している。セミナー登壇実績多数。

現在のWeb広告の多くが、なんらかの形で閲覧者をターゲティングした上で表示されていることはご存じの方も多いかと思います。
GoogleやYahoo!をはじめ、多くのDSPやSNS広告も閲覧者を狙い撃ちしています。……当然Facebookも。

あなたに表示されているその広告は、なぜあなたに表示されているのか?

・プライバシーは守らているの?
・競合の分析に活かしたい!
・とりあえず気になる!!

そんな方は、まずPCからFacebookにアクセスしてみてください。

とりあえず右上を押すべしッ!!

PCで閲覧した時に右側に出ている広告、
あるいはニュースフィードに「広告」と書かれ流れている広告、
そのいずれもマウスオンした状態で右上に注目してみてください。

なんだかクリックできそうですよね?

通常

クリックすると、上記のようなプルダウンが出ます。

「この広告について」という表示がありますが、ここに答えが隠されています。

1. 青緑の矢印がついている

カスタムオーディエンス

→カスタムオーディエンス系の広告です。
リンク先はこちら。

カスタムオーディエンスは、リマーケティング広告や類似オーディエンスなどを用いた発展的な配信手法で、
過去なんらかの形で、広告主のサービスと関わりをもった可能性が高いです。

2. 矢印がついていない

通常

→通常セグメントで配信されています。
リンク先はこんな感じ

広告主が属性を指定して配信しており(“東京都在住の映画好きの20代男性”など)、
あなたがそのセグメントに該当しているために表示されています。

3. その他

Amazon

こういう広告の場合です。

→AmazonやCriteo、各種DSPから配信されています。
Amazonだとここ、Criteoだとここに飛びます。

外部サイトで閲覧したページや商品の情報を元に、個別商材の広告が配信されています。

たったこれだけです。

EC担当者ならば、全体の動向を類推すべし

 
あなたがEC担当者であるならば、これらの情報は積極的にチェックすべきです。

流行りの広告手法はなにか、どういった広告主がどういった手段で配信しているのか、
業界全体の動向を俯瞰する格好のデータになります。

ちなみに、GDNやYDNなどバナー広告でも似た手法で配信元をチェックすることが可能となっています。

またもし、このblogを読んでFacebookなどWeb上でのマーケティングに疑問・質問ございましたら、
ぜひお気軽に、下記よりお問い合わせくださいませ。

https://www.gmo-pg.com/inquiry/pg_advertising