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2015.05.26 グロラボ編集部

Facebook広告「ダイナミックプロダクトアド(DPA)」機能と設定方法を解説

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グロラボ編集部

EC-GROWTH-LABを運営するGMOペイメントゲートウェイのマーケティング支援部。主にWebマーケティング関連の記事を担当。クライアントの成果向上のために価値ある情報を提供していく。

ハロー、みなさまお久しぶりです。バイリンガールです。

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本日もみなさんのbusinessのgrowthにつながるような
最大のperformanceをshowしていきたいと思っております~!

さて、本日は今大注目のFacebook新機能!
ダイナミックプロダクトアドについてご紹介いたします。

・ダイナミックプロダクトアドって、何?
・ダイナミックプロダクトアドと、マルチプロダクトって何が違うの?
・ダイナミックプロダクトアドってどうやって出稿するの?

つい先日、Power Editorに導入されたばかりのこの機能。
日本語での情報が少なく、困っている方も多いのではないでしょうか。
今日はそんなみなさんのため、わたくしバイリンガールが
海外サイトから情報を集めてきました。ご参考くださいまし。

参照サイト
How to Set Up Facebook Dynamic Product Ads by Social Media Examiner
※今回は主にこちらのサイトの意訳をしてご紹介します

「Facebookダイナミックプロダクトアド」って何?

このFacebookダイナミックプロダクトアド、
名前の通り、「Facebook上に配信できる動的広告」です。

dynamic product ads

既に多くの企業が導入している、マルチプロダクトアドに
非常に似ているこのダイナミックプロダクトアドですが
中身は大きく異なります。

ユーザーの購買モチベーション、購買履歴に合わせて
最適な商品を表示する方法で、
ユーザー1人ひとりに向けた最適化が可能だという点が最大の強みです。

Facebookダイナミックプロダクトアドで出来ること

◆広告の自動生成

あらかじめ設定した製品カタログや広告テンプレートに基づき、
各商品の広告を自動的に生成。

◆ユーザーが興味のある特定の商品のみを訴求

ユーザーのサイト上の閲覧履歴に基づき、
購入までに至らなかった商品をピンポイントで表示します。

◆類似オーディエンスでターゲットの拡大

特定の商品に興味を持っていたユーザーに
”類似しているユーザー”を抽出、広告の配信が可能です。

Facebookダイナミックプロダクトアドを出すために必要なものって?

Facebookダイナミックプロダクトアド出稿の際に
必要なステップは大きく分けて以下の4つだそう。

****************************************************
①ビジネスマネージャーアカウントを作る

 https://business.facebook.com

 ここから簡単に作成することができます。

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②プロダクトカタログの作成

 プロダクトカタログのインポート方法は2種類あります。
 動的に生成されるフィードファイルを指定するか、
 商品データが入力されたCSVファイルをアップロードするか、です。
 
 CSVファイルを作成するときは、以下の項目を記載してください。

製品カタログ登録必須フィールド

 ちなみに、これが製品カタログのアップロード画面。

製品カタログ追加20150526

 ビジネスマネージャーの「設定」タブ→「製品カタログ」→右上の
 「製品カタログを追加」から追加ができます。

 バイリンガールが参照した海外サイトの執筆者の方は
 商品データではなく、「ブログの記事」をCSVファイルに載せたとのこと。
 ”プロダクトアド”と唄ってはいるものの、
 実際には様々なものを訴求できることがわかりますね。

****************************************************

③カスタムオーディエンスピクセルの設定

カスタムオーディエンスピクセルは、いわゆる「タグ」です。

あなたのサイトに訪れたユーザーの情報を集めるためのアイテムですが、
ダイナミックプロダクトアドでは少々カスタマイズが必要となります。

ダイナミックプロダクトアドでは3つの設置必須なピクセルがあり、
これらすべてを設置することで

・どの商品が閲覧されたのか
・だれが商品を閲覧したのか
・その人は商品購入に至ったのか

等の詳細なデータを取得することが可能になります。

****************************************************

・ピクセル(1) ViewContent Pixel

下の図は、通常のカスタムオーディエンスピクセルと
動的用に作られたViewContent Pixelの比較です。

viewcontentpixel

黄色く塗られた部分以外は、ほぼ一緒です。

ViewContent Pixelを商品ページに設置するときは、
商品IDを動的に置換できるように設定します。

****************************************************

・ピクセル(2) AddToCart Pixel

カートに追加された商品を判別するためのピクセルです。
しつこいようですが、ProductIDを動的に抽出できるよう、
設定することをお忘れなく!

通常のカートであれば左側を、
ボタンでの計測であれば右側のサンプルピクセルを使用します。

addtocartpixel

****************************************************

・ピクセル(3) Purchase Pixel

このピクセルは、ユーザーの購入履歴に基づいて
広告の表示を変化させることができる重要なピクセルです。

purchasepixel

上記二つのピクセルは
対応している”ProductIDをひとつだけ追加”するのに対し、
Purchase Pixelは、”すべての商品に対するProductIDのリスト”
が必要となりますのでご注意を!

****************************************************

④広告テンプレートの設定

テンプレートのカスタマイズをすることで
広告に表示するメッセージのカスタマイズが可能となります。

これは、プロダクトカタログ内の特定のデータ(変数)を
メッセージ内の表示したい箇所に引っ張り、
動的なメッセージの作成をすることができるというもの。

変数追加をするためには、
ダブルかっこでカタログ内の項目を囲むだけ!

たとえば、

”All {{brand}} on Sale Today Only”という訴求文を

設定した場合、
Facebookが自動的にbrand名を抽出し、

”All Melissa & Doug on Sale Today Only” に

変更してくれるというものです。

2015年4月の時点で、抽出可能な変数は以下の通り。

・Brand
・Description
・Name
・Price

表示する変数等を変更したテンプレートを用意し、
クリエイティブのA/Bテストを実施してみるのもおもしろそう!

****************************************************

実際の広告の配信では、従来の方法と同様、
Power Editor上でキャンペーンを作っていきます。

数多くの成功事例を残している動的広告と、
世界一のユーザー数を誇るFacebook。
この2つのコラボレーションでどんな成果が出るのか、楽しみですね!

それでは次回のバイリンガールの出番まで、See you around!